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どーでもいい話

今日は残業で23:00過ぎの電車。

全行程で一時間くらいは電車に乗ってますが、家まであと20分くらいの駅で異変が。

私は座って乗ってました。で、となり二人分の席が空いてました。

そこに、ジャージ姿のお姉ちゃん(ややヤンキー気味)が携帯電話でベラベラしゃべくりながら乗車してきて、私の隣の二人分の席の真中にどっかり着座。

発車のベルが鳴るころ、レゲエのおっちゃんがタカラカンチューハイをのみつつ乗車。
ちょっと香ばしいかおりの取り合わせ?

ドアが閉まって発車。

で、レゲエのおっちゃん、私の隣のお姉ちゃんが二人分のスペースを独り占めしてるのを発見。

レ「よ~お、姉ちゃん、隣、いぃかぇ?(笑)」

で、お姉ちゃんは相変わらずベラベラベラベラ大声で携帯電話してたんだけど、ちょっとずれて座りなおし。

こっからがまた、、、

お姉ちゃん、携帯電話しながら乗ってる時点で、周りのビジネスマンとか疲れたフリーターの兄ちゃんから白い目で見られてたんだけど、隣のレゲエのおっちゃんが姉ちゃんの電話に、いちいち相槌を打ち出しました。

姉「ねーもー、今日はすっげー彼氏におごってもらったー。いろいろー」
レ「おー、そうかい、そりゃうらやましいなあ」
姉「んでさー、今日は全部で5000円くらい払ってもらっちゃった! すごくね?」
レ「なんだ5000円ぽっちでよろこんでんのか(笑)」

このあたりで、周りの人たちが苦笑。

姉「なんかさー、隣でー、へんなおいちゃんが声かけてきてんだよねー」
レ「声なんかかけてねーよ。ひとりごとだよ、ひとりごと。なあ」

もうね、周りが笑いをこらえながらレゲエのおっちゃんの応援してんの。
次なに言ってくれんのか待ってるのね。
もう、その構図がおもしろすぎて笑いをこらえるの大変。

そのうち携帯姉ちゃんが「なんかー、あ、ちょっとまって」といいつつ席を立って、出入り口の扉近辺に移動。

おっちゃんは「なんだよー、俺の隣、そんなにいやかー。はっはっは。(笑)」だって。

そのあとも「姉ちゃん、そっちの扉は次の駅で開いちゃうよ~」とか、自分が酔っ払ってんのをいいことにさんざん電話中の姉ちゃんをいじりまくって、次の駅で降りちゃいました。

ありがとう、おっちゃん! おもしろかったよ!

でも姉ちゃんは携帯電話で「やっと降りたー、もうさいあくー」とか、あいかわらずベラベラ大声でしゃべってる。

みんな「なんだー、おっちゃんもっと乗ってて欲しかったな」って感じで姉ちゃんを見てたら、今度はその次の駅で、疲れた顔して乗ってたフリーターの兄ちゃんが

兄「てめぇ、電車の中で携帯でベラベラ大声でしゃべりやがって、うっせーんだよ!!!」

と捨て台詞を残して降りていきました。心の中で拍手してた人がいっぱいいたと思う。

姉「ねー、今の聞こえた? 何かきょうおー、変なやつにばっかからまれてー」

なんてしゃべってたんだけど、残念、このさきトンネル。無論、圏外。
で電話、切れたらしいのね。
必死に2、3回、リダイヤルしてるんだけど、このトンネルは侮れない長さなんだな。

あきらめたのかどうだか知らないけど、そのまま扉そばにたたずんで、そのあと3駅目くらいで降りていきました。トンネルから降車駅までの姉ちゃん、イタかったろうなあ。周り中、すげー嫌な目つきでにらめてたからなー。他の車両に移ればよさそうなのに、移らないのな。何をこんなとこで意地はってんですかねー。あほですねー。

いやー、今日は

おっちゃん:今日のMVP
にいちゃん:今日の敢闘賞

ねえちゃん:今日のダメダメ

という感じでしたねー。ひさびさに面白いものを見ました。

私? 私はバッテリーの切れたmp3プレーヤーのヘッドフォンをつけて文庫本を開きながら「ええ、私は何も聞こえません、見えません」というスタイルで始終、周りを観察してましたよ。

ふっふっふ。
by xdev | 2006-05-09 02:42 | 身の回り
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