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open the door

今日、会社の旧サーバ室に入ったら、中から開かなくなって閉じ込められた話。

よくある、窓の無い小さめな一室をちょっと改造した部屋。
サーバも置いてあるけど、半分くらいは倉庫状態になってる。そういうスペースよくあるよね。
ここに、ちょっとした用事があったので、中に入らないといけなくなった。

この旧サーバ室、出入り口はICカードで認証するようになっている。
で、去年の暮れに、セキュリティ向上施策の一環でICカードの制限が厳しくなった。
今までは自分のICカードで入れたのだが今回NGだったので、特別に「物理キー」を借りて入った。

ガチャン! てドアが閉じて、鍵も閉まった後。
内側からもICカードをかざして出るようになってるのを思い出した。
さらに、内側には「物理キー」の鍵穴が無い。

...やっちまったか?

自分のICカードをかざしてもNG音が鳴るばかり。
倉庫内を見回すと、震災用の備蓄食料として水やら乾パンやら缶詰が大量にあるので、命の危険はない。
(いい気になって飲み食いしてると、後でトイレの危険は出てくるけど)
空調も、それほど寒くは無い程度で効いている。ファンの音はけたたましくてうるさいけど。
あわてても仕方ないので、目当ての品を見つけ出して、さあ、あとは部屋を出るだけ、という状態にする。

携帯電話を見たら圏外。
部屋の中には内線電話も何も無い。
ここにくる前に「旧サーバ室に行くね」とかいう話をした相手もない。

そうか、俺がここに居るのを誰も知らないってことだな。さて、困った。

部屋の隅にまとめてあるガラクタの中からビジネスホンを見つけたので、未撤去のまま床に這い回っているケーブルから電話回線を探す。
探してみると、あるわあるわ、これ何本あるんだ?
たくさんあるので片っ端からビジネスホンに接続するけど「ツー」音も何もしない。
10本くらい試したところで「いきてる電話回線なんか1本も無いんじゃないか」と思い始める。

いよいよ「おー、オラ、わくわくすっぞ!」って感じだ。

ちなみにドアを叩いて助けを呼んでも無駄。叩けば打撃音は聞こえるだろうけど、ドアの厚みと空調のせいで室内の人間の声なんか外には聞こえないし、第一、何とか穏便に部屋から出たいのだ。

で、出入り口のドアに張り付いて携帯電話を見たら、なんとかアンテナが1本立った。
そこで鍵を管理している社員と上司にメール。「閉じ込められました。助けてください」
2回くらい「送信できませんでした」だったけど、3回目で「送信完了」の文字が。
これで何とかなるかなー、と思いつつ、またビジネスホンで電話回線を試す作業に戻る。

結局メールした10分後くらいに、鍵を管理している社員が助けに来てくれた。
水と食料が確保できてると、気持ちの余裕がぜんぜん違うんだなあ、と思った。

新春早々、なかなかできない体験をしておりますよ。(笑)
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by xdev | 2012-01-05 16:37 | 仕事